2003-12-09から1日間の記事一覧

ジョルジュ・バタイユ『宗教の理論』ちくま学芸文庫

宗教を<内在性>への回帰の試みとして考えるという視点は珍しくないような気がしますが、そのプロセスの説明がとても面白いです。人が普段生きている非―自己=<事物たちの世界>、これはそもそも道具によって与えられた手段=有用性の面の世界であり、目的…