辻希美&加護亜依、モー娘。卒業

二人が夏のコンサートで卒業することが今日のハロコンで発表されたそうです。卒業後はユニットとして活動するそうで、ひとまずは安心。
正直、ショックというほどのものはありませんでした。これが辻ちゃんファンとして喜ぶべき事態なのか、悲しむべき事態なのか、ということが咄嗟にはよく分からなかったのです。裏を返せば、モーニング娘。自体にほとんど期待を持てなくなったいたということでもあり、かといって、辻加護コンビの前途がそれほど洋々たるものでもないだろうと感じているということでもあります。どうにもこうにも、なるようにしかないんだろう、という投げやりな気持ちが自分には根深くあるようです。
それでも、よくよく考えてみれば、そんなに悪いことでもない気がします。正直に言って僕は、モーニング娘。というグループにはパフォーマンスも曲もバラエティの面白さも、ほとんど何もかも期待しなくなって久しいです。モー娘。というネームバリューはそれなりに健在で、メディアでの露出が多いということは重要ですが、辻加護コンビの需要だっていまだ健在なわけです。モー娘。の殺人的スケジュールから解放されれば、意外とモー娘。の露出度以上のものが期待できるかもしれません。もちろん、今のキャラのまんまではそのうち飽きられるでしょうが、まだまだ発展途上、芸人根性まで持ち合わせている二人ですから、進化してくれる可能性も十分にあります。しかし、それよりなにより、ハロプログループにおいては、娘より周辺のユニットやソロのほうが実は全然面白いことをやってくれています。正直、露出度がどうこうということより、真っ当な消費者として、少ない機会だろうとちゃんとPVを買いたい、CDを買いたい、歌の出番が今か今かと待ち遠しいと思わせてくれることがほうが僕にとっては重要だったりします。辻加護コンビを前にして、つんくプロデューサーも相当に気合を入れてくるのは間違いありません。つんくは、やる時はやる男です。今回もやってくれるはずです。
と書いているうちに、だんだんとおいしい話のように思えてきました。スケジュールに余裕ができれば、ユニット活動以外のソロ活動もあります。長いクールでのドラマ出演も間違いありません。あの天性の女優、辻ちゃんのこと、一回でも出てしまえば、あとは引っ張りだこ。そして・・・当然のように銀幕デビュー、たぶん稀代のロリコン監督・塩田明彦あたりが目をとめて、カンヌ映画祭で主演女優賞、「世界のnozomi」に。某映画評論家さんは「今世界は、辻希美を目撃した人間と目撃していない人間の2種類に分けられる。そしてこの両者の間には、到底妥協など成立しない」とか大絶賛。ああ、なんか、すごいことになりそうだあ・・・